「間違えだらけの健康常識100」を読んで
雑誌プレジデント2023.6.2号は、「9割はウソ!信じてはいけない!間違えだらけの健康常識100」の特集でした。
表紙に、「東大卒医師が明かす「命を縮めるクスリ、のばすクスリ」」とあり、東大卒医師は誰かと思いきや和田秀樹先生だったので笑ってしまいました。
和田先生も今さら東大卒を看板にするような企画に乗るのは残念です。
このところ、私も色々な先生の本を読んでブログに書かせていただき、あたかも健康オタクのようになってしまっています。
でも、仮にがんになったとき、放置はしないし、エビデンスを有する標準治療にしようと思っていますが、それでは具体的にどこの病院で、どのような治療とするのかについての考え方はまとまっていません。
和田先生がおっしゃるように、日本には専門に関わらず総合的な診療ができる総合診療医が少ないならば、どの病院にかかればよいか、悩ましいところです。
少し前から、かかりつけ医を昔の勤め先の付近から自宅近所に変えました。
その先生は、総合内科医なのだそうですが、その病院の売りの消化器には力を入れていらっしゃいますが、血圧などにはあまり力が入っていないようで、和田先生のおっしゃるとおりだと実感しています。
特集では、和田先生のジャーナリストの方と「命を縮めるクスリ、のばすクスリ」についての対談や、様々な専門の先生の「海外一流科学誌、医学雑誌の論文を総ざらい科学的に検証!「食の健康神話」ウソとホント」「名医直伝 体の部位×症状別「奇跡の回復&予防法」大全」や「老化メカニズムの弱点をつく!症状別若返り5大医学メソッド」などが組まれています。
「名医直伝 体の部位×症状別「奇跡の回復&予防法」大全」では、脳卒中、歯周病、肩こり、高血圧、心疾患、脂肪肝、がん、腎機能、糖尿病の9つの疾患を取り上げています。
このうち“がん”では、「「高い民間療法」より「安い標準治療」」について述べられ、特に放射線治療を推奨されています。
また、紫外線を浴びると皮膚がんになるというのは、白人に見られる傾向で、多くの日本人には当てはまらず、むしろビタミンDの血中濃度を高め、骨を強くしてがんを予防するという研究もあるということには驚きました。
この紫外線をさけるべきというのは、元々お医者さんがアナウンスされたことではなかったでしょうか?本当に紫外線はたっぷり浴びた方がよいのか悩んでしまいます。こういうのが困るんですよね。
“高血圧”の「「1日1万歩」より、「1日160回のジャンプ」の記事には、興味を惹かれ、実践を始めました。
愛媛大学医学部抗加齢医学講座教授の伊賀瀬道也先生の記事です。
先生も高血圧には、生活習慣の改善として、「塩分を控えること(1日6g未満)」と「適度な運動(1日1万歩)を取り入れること」は重要とされていますが、なかなか実践できない方向けに「1日160回のジャンプ」を提唱されています。
これにより先生ご自身も高血圧が改善しただけでなく、10kgのダイエットにも成功したそうです。もともと医者が高血圧だったのはいただけませんが、結果が出たならばやってみようという気になります。
「1日160回のジャンプ」とは、1単位が8秒で16回の軽いジャンプをし(1秒に2回)、終わったら深呼吸をして呼吸を整えるというものを10回繰り返して、160回ジャンプです。
足は肩幅くらいに開いて、自然体の姿勢で真上にジャンプするのですが、つま先が床から少し離れる程度の軽いジャンプをテンポよく行います。
なぜ、この運動が高血圧改善に効果的かについては、有酸素運動と筋トレの両方を兼ね備えているからと説明されています。
このジャンプは適度に酸素を吸いながらその場で飛び続けるため、ランニングに似た有酸素運動になるとともに、ふくらはぎや太ももの筋肉、身体を支える体幹部の筋肉も刺激されるので筋トレの要素も多いようです。
さらには、心肺機能が強化されて全身に血液が送り出されて血圧が自然に下がり、ふくらはぎのポンプ作用で心臓に血液が戻りやすくなったり、骨を刺激することで骨粗しょう症の予防効果や、インスリンの効き具合が悪くなることで起こるインスリン抵抗性による高血糖の改善効果も期待できるとのことです。
もう、やってみるしかないですね。
今週は、16日に新型コロナウイルスワクチンの6回目接種をしました。
接種場所は、東京スカイツリーⓇイーストタワーでしたが、区は運営を委託しているのでしょうか?
マー段取りは悪いし、何回やっても学習していないと思わざるを得ないですね。
私の場合は、副反応は毎回あるのですが、軽くはなりませんね。
今回は熱はあまりなかったのですが、節々が痛む倦怠感と頭痛はそこそこで、起きているのはかったるかったので、翌日は1日寝ていました。
そして、今日から三社祭です!
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