先週からの流れですが、「緑茶には血液をサラサラにしたり高血圧の解消に役立つとされる「カテキン」「テアニン」の成分が含まれていて、血管の老化を防ぎ、認知症を予防する効果も期待できる」ということらしいのですが、いつも飲んでいるのに知識が皆無です。

　そして、緑茶には、種類があり、それぞれ淹れ方があるのですが、熱いものが好きなので、いただいた高級なお茶でも沸騰したお湯を注いでしまいますし、ひたすら苦く、渋いお茶が好きで、そうでなければ飲んだ気にならないという、お茶に対して全く失礼な飲み方しかしていないのですが、それは直そうとしましたが直りません。

　でも、お茶には様々な効能があるようなので、せめてそれ位は理解しておこうと思い、ネット検索してみました。

　ネットには、全国健康保険協会や公益財団法人長寿科学振興財団の健康長寿ネットなど参考になるものが多くあり、それらをまとめてみました。

　まず、緑茶とは、茶葉を発酵せず、蒸して熱処理することで酸化酵素の働きを抑えたもので、玉露、煎茶、番茶などがあります。

緑茶の成分
　タンニン（カテキン）＝渋み
　　ポリフェノールの一種で、緑茶に含まれるタンニンはカテキン類に分類されます。
  　 緑茶の渋みでもあり、また後味に温和な甘味もあります。空気中に放置すると褐色にな
   　ります。
　カフェイン（アルカロイド）＝苦み
　　温水に良く溶け、苦味があります。
　　神経興奮、強心、利尿作用もあります。
　　とくに若葉に多く、抹茶4.6%、玉露3.0%、煎茶2.8%、番茶2.0%含まれます。
　テアニン＝旨味
　　アミノ酸類の一種で日本茶の旨味成分です。
　　高級なお茶ほど多く含まれています。
　　抹茶には番茶の12倍のテアニンが含まれています。
　ビタミン
　　β-カロテンやビタミンB1、ビタミンB2、ニコチン酸、パントテン酸、葉酸、ビオチ　
　　ン、ビタミンCを含んでいます。
　　特にビタミンCの含有量が多いのが特徴です。
　　緑茶100g中に、玉露19mg、煎茶6mg、釜炒り茶4mg、番茶3mgのビタミンCが含まれ
　　ています。（レモン1個（120g）にはおおよそ20mgのビタミンC）
　ミネラル
　　茶葉にカリウムが多く、浸出液では玉露に多く含まれています。

緑茶の効能
　カテキン（生活習慣病の予防とアンチエイジング効果）
　　血圧、血糖、LDLコレステロールの上昇抑制（動脈硬化、高血圧、脳血管疾患、心疾患
　　予防）
　　体脂肪低減（脂肪の代謝向上、糖質吸収抑制）
　　抗腫瘍作用
　　抗酸化作用、活性酸素消去作用（動脈硬化など心筋梗塞や脳梗塞の予防に期待）
　　免疫細胞活性化（免疫力向上）
　　紫外線吸収作用
　　抗菌作用（インフルエンザなどの感染症や風邪の予防効果）
　腸内の善玉菌を増加
　　抗アレルギー作用
　テアニン（心の問題予防効果）
　　リラックス効果（脳の神経細胞を保護や緊張を緩和）
　　睡眠改善作用（脳や神経細胞の興奮を抑える）
　　記憶力改善作用
　　カフェインによる興奮作用の抑制
　　うつ病、統合失調症の症状軽減
　カフェイン
　　覚醒作用
　　利尿作用
　　二日酔い防止
　　作業速度の向上
　ビタミンC
　　皮膚や粘膜の保護、健康維持
　コラーゲンの形成
　　抗酸化作用もあり、活性酸素の除去（美肌効果）

　なんと素晴らしいこうかでしょうか！
　高齢者になるとうつ病のリスクが高まりますが、１日４杯以上の緑茶を飲む人は、うつ症状が少ないという調査もあるそうです。
　もう緑茶を飲み続けるしかないですね。
　どうせ飲むなら美味しい方がいいですよね。

　昔から、寿司屋の濃くて、渋くて、熱いお茶が大好きです。
　今は無くなってしまいましたが、都営浅草線浅草駅地上出口の側の雷門一之宮商店会に　「ひかり寿司」という人気店があり、松花堂弁当の器に盛られた“ちらし寿司”が名物でした。
　こちらで、寿司屋のお茶の販売もしていたので、お茶はここと決めていました。
　閉店してしまって、困っていたところ、しばらくして築地で見つけました。
　記憶が定かでない部分もありますが、多分同じものです。

　丸山海苔店の寿月堂の「寿司専用茶まつり芽茶80」というものです。
　うまみ成分のテアニンをたっぷり含んだ新芽の部分（芽茶）を80％配合した粉茶で、高級抹茶入りなので味・香りが濃く、風味も上品という謳い文句に違わぬ美味しさで、しかも500ｇで1,680円という廉価なもので気に入っています。
　ティバッグもあり、こちらは水出しで使っていますが、市販のペットボトルのお茶より数段美味いです。

   右側がティーバックで、左皿載せたも５ｇが70袋入っています。
　水１Ｌに２袋で美味しい水出し茶になります。