郷ひろみコンサートを見て
昨日、小平市民文化会館のルネこだいらで、Hiromi Go Tour 2023 NEW INTENTIONSを見てきました。
郷ひろみさんは、昨年レコードデビュー50周年だったそうですが、デビュー当時からファンであり続けている妻の友人は今だにコンサートを楽しみに出かけているのですが、今回、急遽都合が悪くなり、妻が代わりに行くことになったので、そのお供でした。
会場は、パット見の印象で恐縮ですが、妻の友人=妻と同じような年の60過ぎのマダムが大半で明らかに70代の方も見受けられます。
みなさんファンクラブに入会されていて、デビュー当時からのファンといった感です。
男性はお供でしょうか、ごくごく僅かです。
コンサート開始時に場内が暗くなると、拍手と歓声が響き渡り、照明が灯り郷さんが現れ歌が始まるといきなり総立ちです。
そして、肘を目の高さまで高く手を挙げて、リズムをとって手をたいたり、郷さんと同じふりをしたり、会場全体で申し合わせたような同じ動きをしていることに、まず、場違いと驚愕を覚えました。
この驚愕は、かつて、ジュリアナ東京のお立ち台でジュリ扇片手に踊っているギャルやお姉さまを見て以来です。
ご高齢のマダムばっかりなのに、この会場全体のパワーは何なのでしょうか?
帰って来てテレビでサザンの45周年コンサートを放映していましたが、勝手にシンドバッドでサンバガールがでてきたときの会場の盛り上がりと同じようです。
それが、いきなり最初から続くのです!
後半は、総立ちでLEDライト付きのタンバリンを振り回しての応援です。
この姿を知らないご家族も多いのではないでしょうか?
もちろん郷さんが大好きでということではありましょうが、こんなに、圧倒されるくらいのパワーの素晴らしい姿を目の当たりにして、単に楽しんでとか日頃のストレス発散だけではなく、普段は耐え忍んでばかりではないと思いますが、個性が生かされていない憤懣の発散にも見えました。
そして、面白かったのが、いつも同じギャグなのかもしれませんが、スーパーヒローという歌の前振りで、郷さんが「身近にいるヒーロー、ご主人がヒロー」と言った瞬間、会場全体に「えーー」という声が響き渡ったときです。
恋愛結婚でも40年も一緒に暮らしているとこうなるのでしょうか?
その諦めの発散が郷さんなのでしょうか?
熟年離婚や同じ墓には入りたくないという物語がこれから始まるのでしょうか?
以前「“夫源病”について」を投稿していますが、思い出してしまいました。
和田秀樹先生によると、 『「定年退職後の夫がずっと家にいる」ことに耐えられない妻が増え、熟年離婚する夫婦が激増している。
夫のリタイアは、夫にとっては“自由時間の始まり”だが、妻にとっては“自由時間の終わり”で、自由を奪う「鎖」でしかない。
人にとって、自由を失うことは、最大のストレス源であり、それが「主人在宅ストレス症候群」を招くことになる。
「亭主元気で留守がいい」のとおり「ほどよい距離感」が必要。老後、妻が夫を嫌いになる原因は、夫の衰えや変化が原因ではなく、距離が近づきすぎることが主因である。
老後も円満な夫婦生活を送りたければ、夫は「妻が今まで通りの生活をできる」ことを心がけること。」
今後とも、そのように努めたいと思います。
昨日のように、ついてこいと言われたら、付き従いたいと思います。
ところで、夫源病の投稿に、突然、右耳に水が詰まったような感じと耳鳴りが生じ、耳鼻科に行ったら「突発性難聴」と診断され、副腎皮質ホルモン剤を1週間服用したのですが、耳鳴りは止まらず、「メニエール病」ということになったこと、先生がおっしゃるには「ストレスが原因です。」とのことで「婦源病」???と書いていますが、いまでも薬を服用し続けていますが、耳鳴りは続いています。
写真は、コンサート中はもちろん禁止ですが、動画を撮って拡散してという時間の時に撮ったものです。
私のスマホは古い機種のせいか、ピンボケですが、マダムたちのスマホ画面はスッキリと映った動画です。
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