終活事始め

最大の終活は、健康寿命をいかに長く維持し、周りに負担・迷惑をかけない取り組みをすることだと思います。

後悔しない白内障手術

スカイトップ

 雑誌PRESIDENT2050.11.14は、「信じてはいけない!健康診断、医者、クスリ」という特集で、多岐にわたる疾患について書かれていたので、多くの病を持っている私にとって久々にネタの宝庫でした。

 記事の中から、前々回に「怒にまかせて2題」として、僭越ながら養老孟司先生と和田秀樹先生のご意見にクレームを、前回は「痛風は深刻な病気の予兆!」を書かせていただきました。


 今回は、白内障ということで、どれだけ病気持ちなんだということですが、令和2年に検眼の折、白内障の気があるとか初期とかの診断を受け、進行を抑えるという目薬を処方されているのですが、いつ手術になるか不安を抱いているところですので、大いに参考になったことを書かせていただきます。


 記事は、年間800件の白内障手術を手掛ける渡邊敬三先生の「白内障手術で後悔しない眼科医の選び方」です。


 見出しに、「50代で4割、60代で7割以上が発症」とありますが、随分多いのですね。

 そして、驚いたのは、「短時間で、痛みもほとんどない白内障手術、どうせなら早めに受けておいたほうがいい…。そう思った人は待ってほしい。手術して後悔する人が増えている理由」とあるのです。


 私のかかりつけ眼科医は、「手術は簡単ですし、眼鏡もかけなくて良くなるので、早く手術した方がいいですよ。いい先生を紹介しますよ。」と言っているのです。

 私は、「気が小さいので怖いし、見え方に不都合はないので、手術はまだ勘弁して下さい。」と断っていているのです。


 実際、眼鏡をかけて視力も1.5あるため、度数を減らしたりしたり、見え方にも何の違和感も感じていないのですが、いずれ手術しなければならなくなるのなら、若いうちの方がいいかと思ったり、同級会で手術をして格段に見えがよくなったという話を聞いたり、私の娘は眼鏡がいやで白内障でもないのに手術を受けていたりしているのを踏まえて、もやもやしていたのです。


 先ほど50代で4割と書きましたが、早い人は40代で発症し、約5割の人は50代で水晶体が濁り始めるのだそうです。


 白内障は、徐々に進行していく病気であり、手術にミスがなくても、タイミングが早すぎると術後の見え方に違和感を覚えることもあるので、早すぎる手術や医師任せのレンズ選びに警鐘を鳴らされています。


 先ず先生がおっしゃる白内障手術のタイミングです。

 「最近見えにくいな」と感じたら、病院やクリニックを受診する前にまずは眼鏡店に行けば経験豊かな眼鏡士が入念にチェックしてくれるので、眼鏡で不調が改善されるならまだ手術の必要はないということです。

 眼鏡をかけても不調が続いたり、半年~1年といった短期間で頻繁に眼鏡を買い直すようになったら眼科を受診しましょうということです。


 私は、眼鏡の処方箋は眼科医でなければならないと思い込んでいたし、安心なので、昔から眼鏡士のいる眼科に通っていますが、先生のおっしゃるタイミングが奇しくも私の感覚と合致しています。

 ただ、いずれのことを考えると、時期の選択は悩みの種でありますが、目薬を付けて進行を抑えて、手術しないようになんとかならないかという気持ちもあります。


 白内障には紫外線がよくないのですよね!

 若い頃、無自覚だったので、夏は日焼けするものだと思い込んでいて、毎年今の長嶋一茂さんより黒かったことも大反省です。


 先生は、後悔しない眼科医の選び方として、「技術」や「カウンセリング」ついて、いろいろ述べられていますが、私がなるほどと思ったことを書いておきます。

 先ずは「執刀件数」です。

 年間500~1,000件の手術を行う医師が、最も合併症や視力の異常が少ないのだそうです。

 年間200件程度では、スムーズな手の動きを維持するには不安があり、逆に1,000件以上になるとどうしても急ぎがちになり、カウンセリングなどを含めて大雑把になる傾向がみられるとのことです。


 次に「乱視矯正をしてくれるかどうか」です。

 乱視の度数を正確に導きだすための計算には、複雑な工程を有し、乱視用眼内レンズの軸を目にきっちりと合わせるための専用機器や医師のスキルも必要なので、眼科ならどこでもできるものではなく、技術のある眼科だけだからだそうです。

 そういうこともあるので、レンズも単焦点か多焦点か悩みどころですね。


 そして「最新手術が最高だとは限らない」です。

 必ずしも新しい機械を導入しているのが良い医師だとは限らず、マーケティング目的もあるのだそうです。

 ただし、術前の正確な検査は欠かせないので、「角膜形状解析装置(前眼部OCT)」(角膜の形状を精密に測定)、「光学式眼軸長測定装置」(眼内レンズの度数を正確に決めるための機械)の2台は備えていない眼科はダメですということです。

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 白内障手術は、手術が終われば全て完了ではなく、術後の不調などへのアドバイスなど最低1か月は術後ケアまで含めて責任を持ってくれる医院ではなくてはいけないし、遠方の名医で手術を受けてもいいのですが、術後しばらく通院が可能かどうかの考慮も必要とのことです。


 この受診する医療機関は、全てに言えることですよね。

 高齢になれば、通いやすい場所がベストですし、なにより、予約しても2~3時間平気で待たせる大学病院など、かえって病気が悪化してしまいます。