終活事始め

最大の終活は、健康寿命をいかに長く維持し、周りに負担・迷惑をかけない取り組みをすることだと思います。

高齢者健康体操教室と運動そして捻挫

 区報で、高齢者健康体操教室の案内を見つけ、応募したところ、幸にして受講となりました。
 この教室は、場所、曜日、運動強度(中、弱)が選択制で8斑編成となっており、場所により1班は90人か50人となり、週1回で全40回、1回1時間20分です。
 私は、区総合体育館で、金曜日10:30-11:50、運動強度“中”の90人の班になりました。


 プログラムは、準備運動、体操、ウォーキング、筋力トレーニング、整理運動で、まだ先なので内容は分からないのですが、ソフトギムニクボール、ボッチャー、ケンステップなども組み込まれています。


 初回は、4月19日でしたが、驚いた事に御婦人ばかりという感があり、男性はせいぜい10人程度です。
 高齢者ということなのですが、70歳代の方が多いようで、80歳を超えている?と思われる方もおいでになります。
 インストラクターは、3人の女性で、ラジオ体操会の指導員をしている方などでベテラン揃いです。
 これから、1年間、頑張ろうと思っておりますが、残念なことに、初回は、見学となってしまいました。
 本当は、休もうとも思ったくらいでしたが、初回手続きがあり出かけました。
 何故、そうなったかというと、前日に左膝部を捻挫(この時は捻挫かどうかは分かっていませんでした。)してしまい、腫れはさほどでもないのですが、歩いたりすると痛みがかなりあったからです。
 捻挫の原因は、前日のエアロビクスで、張り切り過ぎたせいなのです。


 コロナ前は、スポーツジムに入会していて、初心者向けのエアロビクス、ステップ、ストレッチなどを週2回程度行っていたのですが、休館となって途絶えて、再開を待ち望んでいたのですが、ジムは再開したものの、初心者向けのクラス大幅に減ってしまっていたので、そのまま休会したままになっていました。


 その間、ウォーキングに目覚め、スポーツジムはもういいかと思っていたのですが、この高齢者健康体操教室を期に、会場の区総合体育館で、丁度のプログラムがあったので、4月1日から、週2回初心者向けのシンプルエアロを、その後少しプールをすることにしました。


 プールといっても、平泳ぎが少しできるくらいで、クロールは全くです。
 プールは、20年ぶりで、平泳ぎで100m泳いだだけで、暫くは二の腕が筋肉痛です。
 これを期に、クロールを泳げるようになればと、バタ足から始めましたが、全く進みません。
 膝から下でのバタ足のせいでしょうか?この年でバタ足からレッスンを受けるのは恥ずかしいので、ユーチューブを見て参考にしています。


 エアロビクスは、面白いです。
 ここでも、女性(高齢のマダム)が多く、1クラス20人定員ですが、2つのクラスのうち、1つは男性4人、もう1つは男性は私1人です。
 インストラクターがリズムに乗って盛り上げてくれるので、ついつい年甲斐もなく張り切ってしまいます。
 スピーディな動きよりも、ゆっくりとした大きな動きはいい運動で、汗をたっぷりかきますが、ウォーキングでかく汗などとはショッパさが格段に異なり、気持ちがいいのです。
 と、いうことで、高齢者健康体操教室の前日に恥かしながら捻挫してしまいました。


 捻挫した当日は、痛みはあったのですが、そんなに腫れてもおらず、これくらいでは医者にいくほどではないというか恥ずかしいので、薬局でシップとサポータを買ってしのぎました。
 翌日の高齢者健康体操教室で見学と告げると、インストラクターが事情を聞きに来てくれて、整形外科の受診を勧めてくれたので、その日の午後受診し、捻挫と判明しました。
 ロキソニンテープと患部を固定するサポーターを処方され、1週間は運動禁止となりま
した。


 捻挫の経験が全く無かったので、知識が皆無でしたので調べてみました。
 捻挫とは、外力がかかることにより、関節を支えている靭帯や関節包などの軟部組織、軟骨が損傷することで、損傷の多くは、靭帯のゆるみや一部若しくは完全な断裂です。
 捻挫は、足関節や手関節、肩関節や膝関節など、全身のあらゆる関節部位で起こり、きっかけは、スポーツ活動中の激しいぶつかり合いや走っている最中の急な方向転換、交通事故や転倒、日常生活中に段差を昇り降りしたときなど、様々のようです。


 捻挫の応急措置は、「RICE処置」と呼ばれるもので、これにより腫れや損傷部位の拡大、内出血などを抑えることができます。
・Rest(安静):運動を中止して安静にし、患部を動かさないようにします。
 医療用テープや三角巾などを使い、患部を固定します。
・Ice(冷却):氷を入れたビニール袋などをタオルやハンカチで包み、患部を冷やしま
 す。
・Compression(圧迫):弾性のある包帯やU字パッド(スポンジ)などを使い、しび
 れや皮膚・爪の変色が生じない程度の強さで患部を圧迫します。
・Elevation(挙上):クッションなどを使い、患部を心臓より高く上げた状態を維持し
 ます。


 私は1週間と言われましたが、痛みや腫れがないようであれば、受傷後なるべく早い段階で運動の訓練を始める保存療法が選択されるようです。
 しかし、本日はまだ痛みが残っているので、残念ながら、大事をとって高齢者健康体操教室はお休みです。


※ 靭帯とは、骨格の各部分をつなぎ、関節の運動を滑らかにしたり制限したりする、コラ 
 ーゲンを主成分とした強い弾力性のある伸びにくい線維性の組織で、いくつものコラーゲ 
 ンが線維状に並んで靭帯を形成しています。